
来談者の方に自由に語っていただき、
その時間を精神分析家と共有することによって
悩みや心身の不調や人生の問題の解決を図ります。
私たちは日常の中で、さまざまな思いや記憶などを、自分でも気付かないまま心の片隅に押しやったり、閉め出したりして生活しています。
そのような思いや記憶などが生きるうえで不自由な足枷となっているかもしれません。
分析室の中で世間の喧騒を離れ、精神分析家に自由に語ることによって、そのような思いや記憶などと向かい合えるようになるでしょう。
精神分析によって得られた新しい気付きが、人生の問題に根本的な解決をもたらします。
このような方法はフロイトによって創始され、世界中で多くの精神分析家に継承され、
とりわけラカンらによって深化されて今日に至っています。
精神分析は、心や人生の問題に向かい、解決するための、最も本質に根ざした方法です。


初回面接にて相談の概要をお伺いします。
その後、セッションへの導入のための面接を何度か行います。
それによって治療の方針を確認し、通室の頻度などを決めます。


各セッションの終了時間は決められていません。このような方法は時間変動型心理療法と呼ばれています。
セッションの展開に従って、その都度適切な時間で区切ります。時間を固定しないことで効果的な進展が促されます。
おおよその目安としては、30分から60分程度の間の適切な時点で終了になります。
投薬を必要とされる方には医療機関をご紹介できます。並行して通室可能です。


自由に語っていただき、深い気付きと進展が得られるように促します。
ご自分の問題が解決したと実感されたときに終結となります。人生の新しい扉が開かれる時点まで精神分析家は同行いたします。
